主人が東京行きで留守の日。
孫(小3)が、「おばあちゃん今日は一人?」 「そうよ。」
「じゃあ僕の家においでよ!お鍋だよ。」
急でしたのでお嫁さんは慌てておりました。
日曜日ゆっくりと過ごし残り物で整理しようと思っていたのでしょう。
そんな母の心知らず「6時に来てね」
私はありのままで良いと思い遠慮なくお邪魔しました。
大喜びで出迎えしてくれた子、孫。
「どうぞ、どうぞ」と決めていた場所に案内してくれました。
その隣に息子が座りましたら、
年長の孫 「なんでおばあちゃんの隣にお父さんが座るの?」
息子 「おばあちゃんの次に年上はお父さんだから。」
孫 「○○ちゃんは、おばあちゃんの隣がいい!」
息子 「いつも目上の人にどうぞと譲らないといけないんだよ。」
孫 「それじゃあ、なんでお母さんは?」
息子 「台所に近いほうがやりやすいからだよ。
お母さんは忙しいから。」
孫 「ふ〜ん。」
二人の孫は素直に頷いてお手伝いしていました。
この会話を聞いていると何となく微笑ましくこうして家族の中での自分の位置を教えることは大切だなぁと思いました。
夜九時前になり、外まで見送ってくれました。五分とかからない距離でですので全く心配いらないのですが、家に着きお風呂の準備にかかろうとしたとたん電話がなりました。
「おばあちゃん着いた?」と孫の声。
「着いたよ!今日はごちそうさま。ありがとうね。」
「じゃあいいよ。お休みなさ〜い」と言って切れました。
多分お嫁さんが気がけてくれたのでしょう。このようにして思いやりの心が育っていくのだろうと改めてお嫁さんに気付かせて頂きました。
みなさんのご家庭でのエピソードも聞かせて頂きたいですね。