鯉のぼりさん、また来てね!

5月に入る前、もうすぐこどもの日。

園庭には小さな鯉のぼりをロープで張ったり、掲揚台には大きな鯉のぼりを泳がせたりと、園児たちの健やかな成長を願い、たくさん飾っていました。在園児や卒園生の保護者の方々のご厚意で提供していただき、本当にありがとうございました。

5月も下旬になり、いよいよ梅雨入り。

そろそろ片付けようかと思った時のひとコマです!園庭で子どもたちとお話をしていました。「今からいっぱい雨が降ってくるから、今日で鯉のぼりさんとはお別れなんだよ。来年もたくさん来てもらえるようにお願いをしてから、お別れしようか。」すると、子どもたちは「来年も来ていいよ!」「また来てね!」「大きくなって帰ってきてね」「楽しかったよ」など・・・それぞれの思いを鯉のぼりに一生懸命語って、大盛りあがりでした。

また、あるお部屋ではひどく雨が降るお外をみて「鯉のぼりさん、雨に濡れて風邪ひかないかなぁ」とほっこりするひと時もあったそうですよ。

最後は、園児全員で、『鯉のぼりさん、また来てね!さようなら!』と元気な声で来年までのお別れをして、お片付けをしました。

 緊急事態宣言が発令されている中ではありますが、日本の文化と四季折々の季節感を子どもたちに伝える行事を大切に、出来る限り行っていきたいと思っています。